かたログ

独自の価値観から毎日をみつめる生き方寄りの雑記ブログ。

ヒトデナイトの裏で司会が企んでいたこと

昨日のヒトデナイト、お疲れ様でした。

1次会120人、2次会70人と久々に大規模な飲み会でしたが、主幹事のぶりあんと、主役のヒトデさん、本当にありがとうございました。

仲間はできましたか。こういう大規模な交流会のコツは色んな人に名刺を渡すことではなく、1人でもいいから価値観のズバッと合う仲間を探すことです。この心持ちはかなり重要だと思います。今後、こういう大規模に交流をする場が設営されるかは分かりませんが、心の片隅に置いておくと人間関係も変わります。

その辺のことを踏まえながら、今回は「ヒトデナイトの簡単な振り返り」と「主催者側に是非立って欲しい」ということを書き出してみます。

コツはイベントへの関わり方を自分なりに決めること

細かい描写は端折りますが、今回の立場は司会です。この話をぶりあんからもらったときは正直なところヒトデさんのことを全く知りませんでした(!)。逆にヒトデさんを含めて、今回の企画を通して僕のことを知ってもらった人が多いと思いますが、あの場所で僕だけだと思います、ブロガーでもアフィリエイターでもない存在って。

 何者にも染まらないんです。

ブログやってないって呟いてますけど、

これ書いてるのブログなんですけどね。

とにかく、そんな状態なので僕はまず自分のこのイベントへの関わり方を考えました。

ぼっち参戦組のヒーロー

今回応募前に、ひとつの仮説を立てていました。

「ひとりで参戦してくる人たちが多数いて、当日まで若干ビビる」(失礼)。

これは今まで色々な規模の主催に関わってきた経験です。

イベントの成功を判定する基準は、当然に盛り上がるか盛り上がらないか、そしてより重要なのが、イベントに参加したことでその人の行動が具体的に変わるかどうかだと思っています。運営として関わっている以上、そこにはこだわりたいとぶりあんやヒトデさんの思いとは別に、勝手に思っていました。

イベントを立てるとき、その立てられたイベントには必ずと言っていいほど主催の世界観が反映されています。そこに共感してもらえるかどうかで参加者の数が変わります。

だからまず勝手に立てた僕の仮説に「そだねー」と共感してくれる人たちを事前にあぶり出して、その人達の線を繋げてしまえば導火線に火はつくかなと思いました。

イベントは自走するまでは戦略を描く

せっせとこまめにヒトデナイト当選者たちをRTして、あぶり出しました。ある程度、ぼっち参戦する人であまりこういうイベントに出たことがない人達を把握した状態で(もちろん全員ではありません)、「受け皿」を用意しました。

それがぼっち参戦する人をヒトデナイト当日に先に同じ場所に誘い出して会わせるということです。

 何度も日を分けて、似たようなtweetをして、周りの反応を伺っていました。絶対に人が集まる、と確信してtweetしているわけです、この時点で(笑)

 こうなるわけですよ。(誤字が目立ちますが。。。)結局約12人ぐらい集まりましたが、これって全参加数の10%なんですよ。10%ちゃんと流れを作ったら、多分大丈夫です。こういう0次会が他でも運営絡みでもあったので、そうすると下手したら30~40%の人たちがもう火がついているわけで、自ずとイベントが俄然楽しみになります。(僕がです)1人で飲むより、何人かで飲んだ方が楽しいんだという方が強いですけど(笑)

 

そもそも、なぜ、こうやってぼっち参戦の人たちのケアをしたかというと、「ぼっち参戦で来る」という決断をした人たちが「楽しかった!」という感想をイベントに抱いてくれれば、必ずその人の行動が変わるからです。怖いと思っていたイベント参加、不安だと思っていた知らない人たちだらけの交流会が「参加=楽しい、勉強になる」という判断に変わります。そうなればイベントの成功に直結してくるわけです。

手を挙げ続けたことで分かった主催の面白さ

僕は数年前まで『ニコニコ動画』という動画投稿サイトの「演奏してみた」カテゴリーで活動していました。(もしかしたら今読んでもらえてる方の目に入ったことがあるかもしれません。)そこでは、色んな規模のオフ会やライブイベント、そしてそこに出てもらうための交渉やスケジューリング等をほとんど1人でやっていました。自分がイベントに関わる時には、必ず裏テーマを設定します。その世界観からは絶対にぶれずに進めないと関わってくれる人が迷うし、参加者も迷います。

今思い返すと、もっと人に頼ればよかったと思いますが、twitterで知らない人と会う機会を作るというのも数百人では足りないぐらい会っていると思います。

主催って、繋ぐ人なんです。コネクターです。

道往く人たちって知らなかったら、ただの見知らぬ人だし、ただの風景なんですよね。ただ、少しでも知っていれば「あっ」ってなるじゃないですか。そこから何か始まる可能性が生まれますよね。その可能性を僕は色んな所で勝手に巻き込んで起こしていきたいんです。そこに自分が幸せを感じる人間なんだ、ということを、その数年間で幹事を飽きるほどやってようやく気づきました。

何度もいろんなところで幹事をやることで「ほんとにありがとう」という声が増えていったんです。ある意味そこで、信用を稼ぎました。「コイツに頼めば何かやってくれるだろう」と思ってもらえることで僕の人間関係も広がりましたし、仕事も広がりました。そんな経験がある人間があえて言います。

主催とは苦行である

苦行なんです。鍛錬の時間でもあります。人間が絡むことなので本当に面倒だと思うこと、勿論あるんです。それでも、それをやりきった後に見る景色は絶対に今まで自分が見たことのない景色です。打ち上げの飲み会でも、圧倒的に感じます。あ、わかっちゃった!みたいなのが往々にしてあります。

「もうやりたくない」と思っても、なんかまたやっちゃうんですよね。そういう中毒性があります。それだけの経験ができるので、人生観も少しずつやっぱり変わっていくんです。そっちのレールもなかなかおもしろいものがありますよ。

これから新年度の4月です。色々環境が変わる人もいて、何かやってみよう!と思う方もたくさんいると思います。是非、面白そうな企画の幹事に手を挙げてみてください。必ずその1年の自分の行動が変わります。

行動を変えないならイベントに参加しても意味がない

イベントっていうのは、自分のそれまでの行動を一気に変えるきっかけが転がっています。人との出会い、言葉との出会い、機会との出会い。何かに悩んでいて参加するなら、その後の行動を変えると決めてください。まずはそこから。

人生って決断の連続です。迷う時間なんてないんです。今回は司会として参加させてもらったので、主催のぶりあんの思いとは多少違うかもしれませんが、どんどんチャレンジしてみると良いです。人生変わりますよ。

第二回、待ってます!という声も見ますが、こういうのは二回目がないから盛り上がったりするものです。面白かった!と思ったら次は自分が幹事やります!ぐらいがちょうどいいんじゃないかと思います(笑)

そういう新陳代謝も大事かなと思うので、我こそはという人は、挙手あるのみです。

 

 

幹事のぶりあんが、幹事の立場から、幹事をやることについての考え方を書いています。どんなイベントでもいいから幹事に挑戦してみたいという人は読んでみるといいかもしれません。

briand-1990.hatenablog.com

昨日実際に彼とヒトデナイト中に「正直なところ、今来てくれてる人たちの楽しそうなこの顔で報われるよね。」という立ち話をしていました。実際に幹事をやるっていうのは大規模であれ小規模であれ、少なからず精神的にも時間的にも負担が要請されます。ですが、充実感は約束できます。

今回は皆さんの楽しそうな顔がいたるところで見られて幸せでした。

ヒトデナイト、本当にお疲れ様でした!

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