かたログ

独自の価値観から毎日をみつめる生き方寄りの雑記ブログ。

閉館が決まっている名古屋ボストン美術館に行ったら、ホッパーが良かった

美術館でデートがしたい

「びじゅつかんに、いきたい。」

天使のような娘にせがまれたので、尻尾ふってお連れしました。

お連れした先は、名古屋ボストン美術館

www.nagoya-boston.or.jp

「びじゅつかんって、かっこいいし、カワイイんだぞ!」と最近、吹き込みまくってたのが功を奏しました(策士)

個人的に美術館が好きというサブカルこじらせた感じでして、将来娘と一緒に行けたらいいなと言う完全な下心であります。この感情、親として責められますか?

下心もつとたいていうまくいきません。

芸術作品をみて、「かっこいいかなー?かわいいかなー?」と頻繁に怪しんで言っていました。

コレクターにスポットがあたった展示会

展の内容は、ボストン美術館に寄贈したコレクションの蒐集(しゅうしゅう)家にスポットがあたっていました。

コレクターで分けたのは面白いな、と思いました。その人がどういうものが好きか、なぜ好きか、という観点で見られるので「自分はこう思う!」みたいな感想はあえて持たずに鑑賞してみました。

大きく分けて7つ。

  1. 古代エジプト美術
  2. 中国美術
  3. 日本美術
  4. フランス絵画
  5. アメリカ絵画
  6. 版画・写真

有名な作品も、あまり有名ではない作品も(僕が知らないだけ)ありましたけど、一番好きだったのはエドワード・ホッパーの『白と黒との重厚なる対話』という作品。

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これに惚れちゃいました。

詳しいことはよくわからないんだけど、黒とその余白の白で表現してやるぜっていう気概に目が奪われました。ホッパーのこの絵は展示会の最後の方にあった作品なので、この頃には娘も「よくわからないところに来てしまった」感がすごかったけど、パパはこれ見てました。好き。これ好き。

名古屋ボストン美術館は2018年度末でなくなることが決まっています。

4才児と1才児を同時に連れて行くところではない、というのがよく分かりました(笑)

しかしながら、ホッパーの良さは色あせません。とても良いです。

ホッパーあまり資料もないので今度、じっくり調べてみようと思います。

公式ホームページにチケットの割引がある

大人ひとりあたり1,300円なんですが、なんと公式ホームページに割引があります。

これ使うと1,200円になります。

www.nagoya-boston.or.jp

是非。

 

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手帳で自分だけの憲法を作ろう~その②精神面~

手帳の使い方第2弾です。前回、手帳の一番最初のページで仕事観を定義して音読するという話をしました。

catalan.hateblo.jp

手帳の最初は、開くことが多い箇所なので自然と目に入ります。これを活かしてそこのスペースで「どう生きていきたいか」を決めてしまいます。

SMIというモチベーション・プログラムをやっていたときに学んだ方法ですが、自分の人生を6分野に分けよ、というのがあります。詳しくはこの本の中に書いてあります。 

マンモスを獲りに行く人、ネズミ捕りを仕掛けて待つ人

マンモスを獲りに行く人、ネズミ捕りを仕掛けて待つ人

 

 「成功」をSMIではこう定義しています。

SMIでは、「成功とは、自分自身にとって価値ある目標を前もって設定し、段階を追って実現することである」と定義しています。つまり、成功とは目的地そのものではなく、そこに至るまでのプロセス(旅路)だということです。

 このプロセスで一番大事なのが「心構えのモチベーション」とされています。どういう目標を立てて、どういう心の作り方をしていくか、が問われます。そこで人生を6分野(精神面・社会生活面・家庭面・教養面・健康面・経済面)に分けてバランスよく、自分が「どう在る」ものなのかを決めちゃいます。

言うなれば、自分憲法を制定します。自分の生き方ガイドラインですね。

ここにかかれていることに反したら言わば、違憲です。それを毎日音読しています。(最近毎日はできていませんが、基本的には毎日音読です)

この6分野の優先順位は人によってかわりますが、僕は人生を生きていく上で一番大事だと思っているのが「物事に対する自分の心の姿勢」だと思っているので精神面という項目を一番最初に定義しています。

心の持ち方ということでここには「宗教」のようなものがよく入るようです。日本人 には少し決めにくいかもしれません。僕は幼稚園が仏教ガチガチのところだったのでそれなりに影響を受けているんだ、ということがこの精神面の項目で認識しました。

精神面の決まりごとは人生をかたちづくる

それでは、僕の精神面の項目の一部です。

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 少しずつ増やしていっていますが、現在51項目あります。

自分で思ったことや、本を読んだり人の考え方を聞いて強く共感したことを文字にしてあります。こう在る、と決めると心のあり方が決まるので、何か起こってもそんなに動じないんですよね。これって結構大事だと思います。何かが起こっても自分の対処の仕方が決まっているので、それに強く怒ったり動揺したりということが激減します。

写真が見にくいよという人のために、(果たしてこれが参考になるかどうかは置いておいて)少し抜き出してみます。

  • 相手の利益のみに集中する
  • 運を大事にする
  • 成功は他人のおかげ、失敗は自分のせい
  • 迷ったら美しい方に進む
  • 自分の人生の支配者は自分である
  • 常に「なぜ?」と考えよ
  • リスクとは避けるものではなく自ら取りに行くもの
  • 今日もしっかり頑張っているよと亡き者に生き様を見せる
  • ムダな時間、非効率な環境をいかに有意義に過ごすか、優雅に過ごすか
  • 全ての決断に「なんで」が存在する
  • もてなす心が優先
  • 成長の定義は「足すこと」ではない。能力の差ではなく、習慣の差。

こういうことを日々、意識するかしないかだけで生き方や自分の考え方がだいぶ変わります。そんなことを意識するためにいつも持ってる手帳を上手に利用します。ここの精神面はお客さまにも年齢問わず「写メをとらせてほしい」と言われる箇所です。あまりやっている人がいないのでもの珍しいのでしょう。でも誰もやってないからこそ、やる。自分の人生の生き方は自分で決めたほうが良いです。迷いませんし、人のせいにしませんしね。美しいあり方じゃないかなと自分では思っています(笑)

次は、この「心構え」にあたる精神面から紐解いて、「どういう人間関係を築くか」という社会生活面の項目です。

(記事を書いたらここにリンクします)

手帳で自分だけの憲法を作ろう~その①準備編~

手帳は生き方を定める最高の相棒

手帳で自分のことをバシッと決めたくないですか?

決めたいですよね?

決めましょう。

大丈夫、できます。(強引)

と、いうのも手帳の使い方が少しだけ個性的と言われる事が多く、仕事中にお客さまに写メを撮らせてほしいと言われるのでシェアしてみたいと思います。

紙の手帳を使ってる人も多いと思うんですが、

手帳の一番最初って何が書いてありますか?

手帳の中で一番大事なところです。今日はその一部を少しだけこぼれ話、してみます。

手帳の中身はフランクリン・プランナーで、Davinciというメーカーの手帳カバーを使っています。使い込んでいくと色に気合が入ってきます。

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デイリー、マンスリー、ウィークリーを使い分けているので少しかさばりますが、全体でこれぐらいの厚さです。普通よりも少し厚めかなという感じがします。

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 何がここに書かれているのか。手帳の世界をご案内します。

デザイン的なおしゃれなものが書いてあるわけではないのでご容赦ください。仕事のスケジュール用というよりも、「自分の生き方をどうするのか」という観点で使っている色合いが濃いです。少しでも参考になればアイディアパクってどうぞ。

最初のページに仕事の定義をする

一番最初のページには自分の仕事に対する定義が書かれており、少しでも迷ったらここに立ち戻ります。

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僕の仕事は保険戦略の立案を始めとする財務コンサルティング(法人、個人含みます)で、2017年の12月に独立したばかりです。保険業界7年目です。この業界についてはいつかまた色々と語ろうとは思っていますが、とにかく迷います。世間のイメージも悪いですが、業界的な質もどうなのかなと思うこともよくあります。それに惑わされないように自分を律しないと生き抜けません。この一番最初のページでブレない心を作り上げます。気合です。というより、習慣でストレスなく作り上げていく、染み込ませていく感じでしょうか。

年内の依頼事項、勉強すること

「すぐにやらなくてもいいけど、チラッと相手の口から出たので気にしておきたい」ことをサッとメモしておきます。やったらチェック。それだけです。ここに書いておくことでアンテナが自然と立つので、新しい仕事の発想がもらえたりもします。主に仕事の依頼ですね。

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財務コンサルタント的に、法人さんのお仕事の依頼が多いですね(去年のですけど)。最近、社員の福利厚生の策定を相談されることが多いのでそれが反映されています。あとは、法人保険の最初の落とし穴、債務対策の相談でしょうか。飲み会幹事の依頼もありますね(笑)仕事なんでしょうかこれ。

その次には、やっておきたいこと、勉強したいことのリストです。これは随時更新して、足したり消したりします。こうやって見返すと2017年、あまりちゃんとできなかったんという反省もできますね。ミニ四駆大会はやります。

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その年にやるべきこと、やりたいことは常に手帳の頭に書いておくことで、どこに向かうかが決まります。仕事の仕方も決まりますし、日々の動き方もここでだいたい決まってきます。そういう意味ではその年の方針を大まかに決めるページなのかもしれません。今、思った。

人生のモチベーションを自分で作る

5年前に先輩のススメでSMIというモチベーション・プログラムを購入しました。(金額はまあまあしました笑)

www.smi-japan.jp

一番尊敬している人に「俺やったから、やってみなよ」と言われて、内容もあまり聞かずに即決で買いました。

よく人にものを聞いても、「自分にはできない」「あの人だからできる」「自分にできるところからやろう」なんて言う人いますけど、それだといつまで経っても、その人のことを追い抜けませんし、同じ土俵にも立てません。なぜ聞いた人がその人の価値観でそのアドバイスを評価するのか。そのままやりましょうね。素直に即やるのがポイントです。

詳しくは機会を改めますが、簡単に言うと、自分の人生をまず以下の6分野にわけて、それぞれの価値観を作り上げるプログラムです。(書いたらリンクします)

  1. 精神面
  2. 社会生活面(友人関係)
  3. 家庭面
  4. 教養面(何を学ぶか)
  5. 健康面
  6. 経済面(お金の使い方)

優先順位も自分で決めるんですが、要するに自分の憲法を作って手帳に書き込む。毎日それを音読して自分に落とし込みます。

明日以降、書けるところだけでも出しながら、各項目でどんなことを考えて落とし込むと人生少しでも楽しくなるのか、自分の行きたいところに向かえるのかというポイントをかいつまんでみます。

紙の手帳の可能性はまだまだ発展途上

手帳って「毎日持ってるのに見ない」という声をよく耳にします。

完全にもったいないです。

仕事だけじゃなくて生き方が決まってきます。このページ読んだなら、もう、一緒に手帳を使い込んでみましょう。いますぐ手帳開いて色々書きましょう。手帳持ってなかったら今すぐ買ってください。(極端)

手帳好きな同好会を作りたいぐらい、手帳が大好きなので色んな人の手帳の使い方を見せてほしいです。

少しずつ、手帳の使い方、書き進めたいと思います。気づいたら記事がリンクされてるじゃん、ぐらいのゆったりしたスピード感でいこうと思います。

 

2018.4.3に第二弾。精神面を手帳でどう決めているのかを書きました。

catalan.hateblo.jp

金シャチ横丁、開幕。金箔ソフト、快作。

 名古屋城で何か新しいことが始まるらしい」

ということで、早速3/29(木)から始まった金シャチ横丁に行ってきました!

kinshachi-y.jp

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  オンラインサロン「箕輪編集室」の中部チームで知り合った洞庭さんのこんなTweetをある日見かけました。

 リークまでされたら行くしかないです。

名古屋反映の功績者、徳川宗春

ちなみに金シャチ横丁は「義直ゾーン」と「宗春ゾーン」に分かれているらしく、今日は「宗春ゾーン」に出没です。宗春って誰かわかりますか?名古屋にいながらにして宗春のこと知らない人、いませんよね?

僕はしりませんでした。

知らない人は僕と一緒に反省して読んでください。金シャチ横丁公式サイトからの引用です。 

7代尾張藩藩主 徳川宗春 

歌舞伎役者のような奇抜なファッションに身を包み、颯爽と

登場した七代藩主。人命重視、個性尊重、規制の緩和など、

世の中を活性化させる斬新な政治方針を打ち出し、名古屋を国中で

最も賑わう都市に成長させました。

名古屋に生まれながら初めて聞いた名前ですごめんなさい。これからゆっくりあなたのことを知っていこうと思います。活性化の功績者。日本活性化は地方から、ということですね(きっと)。それではさっそくwikipediaです。

当時の幕府は享保の改革を推進する将軍徳川吉宗のもと、老中松平乗邑の主導で質素倹約規制強化が徹底しており、祭りや芝居などは縮小・廃止されていた。それと全く逆を行く宗春は、規制緩和をして民の楽しみを第一に政策を進めていく。緊縮財政・法規制の強化をする幕府に対し、開放政策・規制緩和(消費奨励ではない)の尾張藩となっていった。ただし規制緩和のみではなく、神社仏閣への公式参拝には束帯騎馬の正装で赴き、幕府の法令も先回りするなど、宗春は幕府に対立する姿勢は全く見せていない。むしろ幕府の法令を遵守するように命じて、大切な形式はしっかりと守っている。一方、巡視などでは朝鮮通信使の姿・歌舞伎・能の派手な衣装で出向いたり、時には白い牛に乗って町に出たり、民衆が喜ぶ服装を工夫した。名古屋城下郊外に芝居小屋や遊郭等の遊興施設を許可するなど規制緩和政策は、商人たちに受け入れられ、名古屋の町は賑わっていった。

要するに、吉宗が治めた「享保の改革」時代は全国的に質素倹約の風潮だったのに、同時代の名古屋では宗春が豪華絢爛に、ファッショナブルに栄えさせたわけですね。かっこいいぞ宗春。名古屋=金のイメージはこの辺の影響なんでしょうか。

 

徳川宗春: 〈江戸〉を超えた先見力

徳川宗春: 〈江戸〉を超えた先見力

 

 

宗春ゾーンのお楽しみどころ、金箔ソフトクリーム

たまたま暇を持て余していた忙しい人たちと合流して、あわよくば洞庭さんにご挨拶(まだ会ったことない)できないかな、と突撃してきました。

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着いたら早速桜が出迎えてくれました。お城に咲く花はやっぱりサマになります。お店も名古屋を意識したものばかりです。もうちょっと食べ歩きできるスペースがあると楽しめるんじゃないかなと思います。お店の中に入らないといけないので、時期的に外で色々できたほうが花も楽しめるしいいのになという感想は持ちました。それにしても景色が綺麗です。

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それでは洞庭さんが関わったという主役の登場です。saienさんです。

風で金箔が飛んでしまうので、窓を締めて、ブースの中で直接金箔を張る場面をみることができます。そもそも金箔ってどうして生まれたんだろう。愛おしすぎます。もう金箔のことしか考えられません。金箔最高です。

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エプロンまで金なんですね。最高です。

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金箔が愛おしいです。

事前のイメージでは割とバブリーな感じかなと思ってたんですが、お上品なおゴールドでした。なぜ金箔っていう技術が生まれたんでしょうか。今度、洞庭さんに語ってもらおうと思います。インタビューさせてください。

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 おいでよ名古屋さんをTwitterでフォローすると758円(ナゴヤ価格)になるそうです。

 758円で金箔を愛でました。美味しいです。金箔が美味しいのかソフトクリームが美味しいのかはわかりませんが、金を取り込んで強くなった気がします。(※個人差あります)

名古屋城で金箔ソフトクリームを食べて強くなったところで講演会の宣伝です

saienさんの前で、たまたま暇をしていた忙しい2人と金箔緊急ミーティングが始まりました。話の内容は、4/14に刈谷で開催される幻冬舎の編集者、箕輪厚介さんの講演会。日本の活性化は地方から、そして若者がこれからの中心になるということで、若者、学生を中心に、どう生きていくのか、ということを語っていただきます。

peatix.com

もちろん社会人もお待ちしています。仕事観のアップデートができますので遊びにきてみてください!

読書が苦手な人はなぜ本を前から読むのか

目的なき読書に意味はない

「本が読めないんですけど。」

そんな相談を最近よく受けます。知らんがなって思いますけど(笑)、相談されちゃったので具体的にどういうことなのか聞いてみます。

だいたいこんな感じでかえってきます。

  • 途中で寝ちゃう(寝ろ)
  • 読む気力がログアウトする(読む気ないなら最初から読むな)
  • ソシャゲやっちゃう(これは、わかる。)
  • 最後まで読むと何かいてあったか覚えてない(センター試験の現代文みたい)

なんでこうなるか分かります?これそもそも読書が楽しくないんですよ。読書が面白かったら、熱中して途中で寝ないし、読む気力も続くし、ソシャゲはやるけど、最後まで読んで「なるほど!」ってなりますよね。

じゃあどうして楽しくないのか。本の読み方を知らないんです。

本の読み方を知らない人はまず本をこう読め

本の読み方って学校でも習わないですよね。

はっきり言って、先頭ページから読み始めるのやめたほうがいいですよ。内容覚えられないですし。

 NG:頭からじっくり読んで大半の内容を忘れる

  OK:全体像を先に把握→読むところを決める

本を読むとき、目的を持って読んでますか?何も決めずに読み始めたら何も頭に残らずに終わりますよ。 本を持っていきなり頭から読み進めようとする人いますよね。あれは今すぐやめたほうがいいです。センター試験とか、昔の国語の試験とかで長文問題がでると思うんですけど、本文読んでから問題よんで、本文の内容忘れることないですか?その後、また長文読み始めるみたいなのありますよね。

試しに、僕がどう読むのかを簡単に披露してみます。

 今回はこの本を例に読んでみます。 

ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち

ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち

 

 

表紙の情報は大きい

まず表紙から得られる情報は全部得ますよね。本の世界観を表すものを無視してはいけないと思うんですよね。

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 なるほど「楽しんで仕事した者勝ち」ですか、と。自分の価値観と合うな、合わないな程度で充分です。 裏には「行動が変わる」と書いてあります。ラッキーなことに章立てまで書いてあります。本屋で見かけたときは、だいたいこの辺で中身読まなくても買うかどうかの判断つきますね。

最初に全体図を理解する

その後、まず「はじめに」と「おわりに」をじっくり読みます。読み飛ばさずにじっくりです。なぜならそこに本の全体像が書いてあるからです。下の写真に載ってるような図とかがあると最高です。文を読まずして「この本はこういう対比で進んでいくんだな」と勝手に想像できるからです。本は想像と外れていってくれたほうが面白い傾向、ありますよね。(議論が分かれるところですが)

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当然、「おわりに」も調査対象です。

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気が向いたら自分の意見もメモしておくと良いです。書くと考えるので。全体の構成がだいたい書いてあるので先にここで情報をさらっておくのか、そうしないのかで本から得られる情報量が変わります。

【最重要項目】読書の方針立て

次に目次。ここ大事です。超重要。自分はなんでこの本を読もうと思って、今からどうやって読もうとしているのか、方針を立てます。旅行でもどこにいって何をしてみたいなことも考えますよね。何も考えずに旅に出るのか、ここにこうやって行きたいし○○をみてみたいから行くと計画を練るのかの違いです。

たとえば、どういう質問が湧くのか、それに対して自分の意見があるのか、というようなことです。ここで全体像を掴む作業の2回目。慣れると、ここまででだいたい5分かからないぐらいです。

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本の世界観の中で使われる単語を拾う

ここまで終わったら、適当に10ページ、20ページぐらいをざっくりつまんで飛ばし読みです。そこに書いてある文章から気になる単語だけ拾っていきます。できれば図と数字を中心に拾います。

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それを最初から最後までざざざざっと読んでいくとここで全体像を掴む作業を3回こなしていることになります。この単語を拾う作業3分ぐらいですかね。。。

本文はここまでやって初めて読む

そしたら、また目次に戻って自分がさっきメモしたことや思ったことをさらっと確認して、本文を読みます。このときに大事なのは目次で自分のアンテナに引っかからなかったものは20%ぐらいの力で読み飛ばす感じ。引っかかったものを少し力入れて読みます。ビジネス書であれば20分あれば充分、大意はとれます。読書って、そのときに気になっていることにしか、頭にはほぼほぼ入らないので、そのときに興味のないことは大して頭に残りません。今いらない情報は捨てるという覚悟をもつべし。

読書概論は今後のアップデートを待て 

今後もっと読書論っていうものを掘り下げていこうとは思っていますが、本の読み方を変えると圧倒的に情報が増えます。本が苦手だと思ってる人は、内容に興味がないんじゃなくて読み方がわかってないだけだと思うんです。

そもそも興味もてないなら買うなよっていう話で(笑)家に興味ないんだけど買っちゃった本がたくさん眠ってる人、結構いると思うんですけど今すぐ処分したほうがいいですね。

「どうやって興味もったらいいのかわからない」って言われたことがあるんですが、個人的には(そんなん知らんがな、お前の問題だろ)と思うんですがそれを言っちゃうと身も蓋もないので、「行動を増やせ」って言っておきました。日々ちゃんとひとつひとつ向き合って行動したら「なぜそうなのか?」っていうのが浮かんでくると思うんですよね。それすら思わないなら正直、生き方変えたほうがいいと思います(笑)

本の読み方がわかれば立ち読みもはかどる

そのままです。本代、浮きますよ(笑)

死ぬほど読まされた論文が読書のヒント

大学院時代に死ぬほど課題で論文出されるんですよ。自分の研究分野の論文を読むことはまぁ当たり前にやることとして読むんですけど、それ以外にもちろん講義があるんですよ。で、その次の講義のときまでにやっておくこととして、あるんですよ。

  • 論文の要旨を理解して、議論できるように準備すること
  • 次の講義のテーマの前提知識として論文を読んで知っておくこと

みたいなことが。これが英語の論文だったりするともう発狂します。書いてて当時の地獄の論文マラソンを思い出して嫌な汗がでてきました。

 

まともに読んでたら絶対間に合わないんです。なので、読み方を工夫しよう!って。

最小の労力で最大の理解をしないとダメなんですよ。

幸いなことに論文って「序論→本論→結論」っていうフォーマットがある程度決まっているんですね。序論に大まかな結論を書くので、論文の序論と結論をさらっておけば内容を捉え間違えることはないんです。これを読書に応用してあります。

「はじめに→本文→おわりに」ですよね、本の構成って。ここだけつかめばだいたい本の内容はつかめます。(もっと細かい論文の話はいずれまた)

 構成がある程度決まっているので読む箇所や読む順番がわかってれば、あとはなんとかなるんです。どこに書いてある情報が優先的に必要っていうのがあるので。その読み方を読書に応用したら読むスピードと理解度が目に見えてあがりました。

読み方をひとつ知っておくだけで入ってくる情報がかわる

読書なんて読み方が決まっているものではないし人が決めるようなものでもないけど、ひとつ知っておけばそこから自分で応用がききます。速読するのか、熟読するのかは読む目的によって読み方は変わります。

ただ読み方がかわると、情報の捉え方がかわるのでそれが日々の生活にいきてきます。

本、読もうぜ!!!

イベント参加よりも大事なイベント後の動き方

昨日の記事が1日かけて色んな方に見ていただいたようで、気づいたら「smartnews」に掲載されていたようです。感謝。

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実際に載った記事はコチラ。

catalan.hateblo.jp

ヒトデナイトという秘密の仮面舞踏会の名前が全国に明かされてしまいました。ポプテピピックともはや同列です

イベントに参加したことよりも、その後の行動の方が大事

当ナイトのレポを色んな方があげているのを見て、「好意的に受け止められたイベントだったんだな」と改めて実感します。どんな種類のイベントでも、外に向けて「行って本当に良かった!」と言われるというのは冥利につきます。改めてヒトデさんの影響力を実感しました。

イベントを振り返る作業はもうしたので、じゃあ次はこのイベントをどう使ったらいいのかということを考えます。なぜこんなことを言うのかは昨日のブログに書いてあります。

イベントの成功を判定する基準は、当然に盛り上がるか盛り上がらないか、そしてより重要なのが、イベントに参加したことでその人の行動が具体的に変わるかどうかだと思っています。運営として関わっている以上、そこにはこだわりたいとぶりあんやヒトデさんの思いとは別に、勝手に思っていました。

参加した人の行動が具体的にかわるかどうか、がポイントなんです。

参加して「いやぁ楽しかったね」だけでも勿論良いんです。でも今回の参加者はそもそも応募総数300人中120人の当選枠を確保した人たちなんです。目的をもって参加していた人が多かった気がします。だったら、少しでもそこまでお手伝いしようじゃないか、と。内容はシンプルですし、ほんのヒントにしてもらえたらいいなという程度ですが、したためておきます。

インプット(仕入れ在庫)を増やす

人と出会い、色んな情報を取り交わす中でまず変わるのは情報のアンテナの感度です。入ってくる情報が圧倒的に変わります。普段から情報感度が高い方が多いと感じましたが、もっとこれから情報が広がるんじゃないかなと思います。

情報にたくさん触れてみることで取捨選択の精度が飛躍的にあがります。情報に普段たくさん触れてないから取捨選択で迷うんです。まずは迷えばいいです。そこで迷った経験が後々必ず自分の生き方を守ります。仕入れがないと、そもそも何の商売はできないですよね。無形商材とか、キュレーションが商売道具の場合、何を仕入れるって情報だと思うんですよね。なので、当然それをどう使うかという出口戦略はもっておかなきゃいけません。ここがパッと意識出来る人は何も言うことはありませんが、「よくわかんねえな」という人はまず「仕入れた情報を使って何かひとつ行動を起こす」ということだけ決めておけば良いと思います。

アウトプット(出荷)を増やす

 入ってきた情報を必ず外に出すということですね。要は「実行」です。情報を仕入れてもそれをそのまま実行する人って本当に少ないです。

インプットを増やせと上で書きましたが、アウトプットして初めてそのインプットが「インプット」になるんです。アウトプットしないインプットはただの不良在庫

よく、何かを自分の尊敬する人に聞いても「自分には全部はできないからorちょっとよくわからないから、できるところだけ取り入れよう」みたいなヌルい意見(あえてキツめに)を見るんですけど、だからできないんだと思います。

自分の判断をはさまずにすぐにそのまま普通やると思うんですけどね。なぜ、その人よりも下にいる自分が、勝手に自分より上の人の意見を判断するのか、ということです。自分が成功したい(金銭的な話じゃないです。生き方の問題です。)と思うなら、自分が「この人だ!」と思う人が言ってることは全部やって、全部覚えるぐらいの覚悟であたるべきだと思います。まず「型」を持ちたいところです。守破離ですね。

イベント後に問われる実行力

いろんな情報に触れて削ぎ落とすフェーズの人もたくさんいると思います。今回は、イベントに出た後に、慣れてないことをして次の行動に直結しない、という陥りがちな状況を防ぎたい気持ちで書いてみました。立場によっては、色々な意見がある書き方をしています。議論に使ってもらっても構いませんし、読み流して頂いても構いません。自分の人生なので自分で決めてください。自分で決断していくということが、人生を少し楽しくしてくれます。

参加者同士、お茶を飲みに行って情報交換をするも良し、憧れの人に弟子入りを直訴するも良し、イベントを立ち上げてみるも良し。まず声を高らかにあげてみてください。

行動する人を、人は必ず見ています。自分の人生を、是非、応援される人になってください。

一番最初に書いた、ブログの運用方針通り生き方寄りに普段の考え方を吐き出してみました。もしかしたら独りよがりなのかもしれません。でも、そんな考えがあってもいいんじゃないかなと思ってしたためました。

catalan.hateblo.jp

そしてそのためには、まず、周りの「行動する人」を応援してください。人の応援をしない人間が、人様に応援してもらえるわけがありません。綺麗事かもしれませんが、綺麗事で何が悪い。美しく生きる方法をもっと考えていきたいものです。

ヒトデナイトの裏で司会が企んでいたこと

昨日のヒトデナイト、お疲れ様でした。

1次会120人、2次会70人と久々に大規模な飲み会でしたが、主幹事のぶりあんと、主役のヒトデさん、本当にありがとうございました。

仲間はできましたか。こういう大規模な交流会のコツは色んな人に名刺を渡すことではなく、1人でもいいから価値観のズバッと合う仲間を探すことです。この心持ちはかなり重要だと思います。今後、こういう大規模に交流をする場が設営されるかは分かりませんが、心の片隅に置いておくと人間関係も変わります。

その辺のことを踏まえながら、今回は「ヒトデナイトの簡単な振り返り」と「主催者側に是非立って欲しい」ということを書き出してみます。

コツはイベントへの関わり方を自分なりに決めること

細かい描写は端折りますが、今回の立場は司会です。この話をぶりあんからもらったときは正直なところヒトデさんのことを全く知りませんでした(!)。逆にヒトデさんを含めて、今回の企画を通して僕のことを知ってもらった人が多いと思いますが、あの場所で僕だけだと思います、ブロガーでもアフィリエイターでもない存在って。

 何者にも染まらないんです。

ブログやってないって呟いてますけど、

これ書いてるのブログなんですけどね。

とにかく、そんな状態なので僕はまず自分のこのイベントへの関わり方を考えました。

ぼっち参戦組のヒーロー

今回応募前に、ひとつの仮説を立てていました。

「ひとりで参戦してくる人たちが多数いて、当日まで若干ビビる」(失礼)。

これは今まで色々な規模の主催に関わってきた経験です。

イベントの成功を判定する基準は、当然に盛り上がるか盛り上がらないか、そしてより重要なのが、イベントに参加したことでその人の行動が具体的に変わるかどうかだと思っています。運営として関わっている以上、そこにはこだわりたいとぶりあんやヒトデさんの思いとは別に、勝手に思っていました。

イベントを立てるとき、その立てられたイベントには必ずと言っていいほど主催の世界観が反映されています。そこに共感してもらえるかどうかで参加者の数が変わります。

だからまず勝手に立てた僕の仮説に「そだねー」と共感してくれる人たちを事前にあぶり出して、その人達の線を繋げてしまえば導火線に火はつくかなと思いました。

イベントは自走するまでは戦略を描く

せっせとこまめにヒトデナイト当選者たちをRTして、あぶり出しました。ある程度、ぼっち参戦する人であまりこういうイベントに出たことがない人達を把握した状態で(もちろん全員ではありません)、「受け皿」を用意しました。

それがぼっち参戦する人をヒトデナイト当日に先に同じ場所に誘い出して会わせるということです。

 何度も日を分けて、似たようなtweetをして、周りの反応を伺っていました。絶対に人が集まる、と確信してtweetしているわけです、この時点で(笑)

 こうなるわけですよ。(誤字が目立ちますが。。。)結局約12人ぐらい集まりましたが、これって全参加数の10%なんですよ。10%ちゃんと流れを作ったら、多分大丈夫です。こういう0次会が他でも運営絡みでもあったので、そうすると下手したら30~40%の人たちがもう火がついているわけで、自ずとイベントが俄然楽しみになります。(僕がです)1人で飲むより、何人かで飲んだ方が楽しいんだという方が強いですけど(笑)

 

そもそも、なぜ、こうやってぼっち参戦の人たちのケアをしたかというと、「ぼっち参戦で来る」という決断をした人たちが「楽しかった!」という感想をイベントに抱いてくれれば、必ずその人の行動が変わるからです。怖いと思っていたイベント参加、不安だと思っていた知らない人たちだらけの交流会が「参加=楽しい、勉強になる」という判断に変わります。そうなればイベントの成功に直結してくるわけです。

手を挙げ続けたことで分かった主催の面白さ

僕は数年前まで『ニコニコ動画』という動画投稿サイトの「演奏してみた」カテゴリーで活動していました。(もしかしたら今読んでもらえてる方の目に入ったことがあるかもしれません。)そこでは、色んな規模のオフ会やライブイベント、そしてそこに出てもらうための交渉やスケジューリング等をほとんど1人でやっていました。自分がイベントに関わる時には、必ず裏テーマを設定します。その世界観からは絶対にぶれずに進めないと関わってくれる人が迷うし、参加者も迷います。

今思い返すと、もっと人に頼ればよかったと思いますが、twitterで知らない人と会う機会を作るというのも数百人では足りないぐらい会っていると思います。

主催って、繋ぐ人なんです。コネクターです。

道往く人たちって知らなかったら、ただの見知らぬ人だし、ただの風景なんですよね。ただ、少しでも知っていれば「あっ」ってなるじゃないですか。そこから何か始まる可能性が生まれますよね。その可能性を僕は色んな所で勝手に巻き込んで起こしていきたいんです。そこに自分が幸せを感じる人間なんだ、ということを、その数年間で幹事を飽きるほどやってようやく気づきました。

何度もいろんなところで幹事をやることで「ほんとにありがとう」という声が増えていったんです。ある意味そこで、信用を稼ぎました。「コイツに頼めば何かやってくれるだろう」と思ってもらえることで僕の人間関係も広がりましたし、仕事も広がりました。そんな経験がある人間があえて言います。

主催とは苦行である

苦行なんです。鍛錬の時間でもあります。人間が絡むことなので本当に面倒だと思うこと、勿論あるんです。それでも、それをやりきった後に見る景色は絶対に今まで自分が見たことのない景色です。打ち上げの飲み会でも、圧倒的に感じます。あ、わかっちゃった!みたいなのが往々にしてあります。

「もうやりたくない」と思っても、なんかまたやっちゃうんですよね。そういう中毒性があります。それだけの経験ができるので、人生観も少しずつやっぱり変わっていくんです。そっちのレールもなかなかおもしろいものがありますよ。

これから新年度の4月です。色々環境が変わる人もいて、何かやってみよう!と思う方もたくさんいると思います。是非、面白そうな企画の幹事に手を挙げてみてください。必ずその1年の自分の行動が変わります。

行動を変えないならイベントに参加しても意味がない

イベントっていうのは、自分のそれまでの行動を一気に変えるきっかけが転がっています。人との出会い、言葉との出会い、機会との出会い。何かに悩んでいて参加するなら、その後の行動を変えると決めてください。まずはそこから。

人生って決断の連続です。迷う時間なんてないんです。今回は司会として参加させてもらったので、主催のぶりあんの思いとは多少違うかもしれませんが、どんどんチャレンジしてみると良いです。人生変わりますよ。

第二回、待ってます!という声も見ますが、こういうのは二回目がないから盛り上がったりするものです。面白かった!と思ったら次は自分が幹事やります!ぐらいがちょうどいいんじゃないかと思います(笑)

そういう新陳代謝も大事かなと思うので、我こそはという人は、挙手あるのみです。

 

 

幹事のぶりあんが、幹事の立場から、幹事をやることについての考え方を書いています。どんなイベントでもいいから幹事に挑戦してみたいという人は読んでみるといいかもしれません。

briand-1990.hatenablog.com

昨日実際に彼とヒトデナイト中に「正直なところ、今来てくれてる人たちの楽しそうなこの顔で報われるよね。」という立ち話をしていました。実際に幹事をやるっていうのは大規模であれ小規模であれ、少なからず精神的にも時間的にも負担が要請されます。ですが、充実感は約束できます。

今回は皆さんの楽しそうな顔がいたるところで見られて幸せでした。

ヒトデナイト、本当にお疲れ様でした!

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