手帳で自分だけの憲法を作ろう~その②精神面~
手帳の使い方第2弾です。前回、手帳の一番最初のページで仕事観を定義して音読するという話をしました。
手帳の最初は、開くことが多い箇所なので自然と目に入ります。これを活かしてそこのスペースで「どう生きていきたいか」を決めてしまいます。
SMIというモチベーション・プログラムをやっていたときに学んだ方法ですが、自分の人生を6分野に分けよ、というのがあります。詳しくはこの本の中に書いてあります。
「成功」をSMIではこう定義しています。
SMIでは、「成功とは、自分自身にとって価値ある目標を前もって設定し、段階を追って実現することである」と定義しています。つまり、成功とは目的地そのものではなく、そこに至るまでのプロセス(旅路)だということです。
このプロセスで一番大事なのが「心構えのモチベーション」とされています。どういう目標を立てて、どういう心の作り方をしていくか、が問われます。そこで人生を6分野(精神面・社会生活面・家庭面・教養面・健康面・経済面)に分けてバランスよく、自分が「どう在る」ものなのかを決めちゃいます。
言うなれば、自分憲法を制定します。自分の生き方ガイドラインですね。
ここにかかれていることに反したら言わば、違憲です。それを毎日音読しています。(最近毎日はできていませんが、基本的には毎日音読です)
この6分野の優先順位は人によってかわりますが、僕は人生を生きていく上で一番大事だと思っているのが「物事に対する自分の心の姿勢」だと思っているので精神面という項目を一番最初に定義しています。
心の持ち方ということでここには「宗教」のようなものがよく入るようです。日本人 には少し決めにくいかもしれません。僕は幼稚園が仏教ガチガチのところだったのでそれなりに影響を受けているんだ、ということがこの精神面の項目で認識しました。
精神面の決まりごとは人生をかたちづくる
それでは、僕の精神面の項目の一部です。
少しずつ増やしていっていますが、現在51項目あります。
自分で思ったことや、本を読んだり人の考え方を聞いて強く共感したことを文字にしてあります。こう在る、と決めると心のあり方が決まるので、何か起こってもそんなに動じないんですよね。これって結構大事だと思います。何かが起こっても自分の対処の仕方が決まっているので、それに強く怒ったり動揺したりということが激減します。
写真が見にくいよという人のために、(果たしてこれが参考になるかどうかは置いておいて)少し抜き出してみます。
- 相手の利益のみに集中する
- 運を大事にする
- 成功は他人のおかげ、失敗は自分のせい
- 迷ったら美しい方に進む
- 自分の人生の支配者は自分である
- 常に「なぜ?」と考えよ
- リスクとは避けるものではなく自ら取りに行くもの
- 今日もしっかり頑張っているよと亡き者に生き様を見せる
- ムダな時間、非効率な環境をいかに有意義に過ごすか、優雅に過ごすか
- 全ての決断に「なんで」が存在する
- もてなす心が優先
- 成長の定義は「足すこと」ではない。能力の差ではなく、習慣の差。
こういうことを日々、意識するかしないかだけで生き方や自分の考え方がだいぶ変わります。そんなことを意識するためにいつも持ってる手帳を上手に利用します。ここの精神面はお客さまにも年齢問わず「写メをとらせてほしい」と言われる箇所です。あまりやっている人がいないのでもの珍しいのでしょう。でも誰もやってないからこそ、やる。自分の人生の生き方は自分で決めたほうが良いです。迷いませんし、人のせいにしませんしね。美しいあり方じゃないかなと自分では思っています(笑)
次は、この「心構え」にあたる精神面から紐解いて、「どういう人間関係を築くか」という社会生活面の項目です。
(記事を書いたらここにリンクします)