閉館が決まっている名古屋ボストン美術館に行ったら、ホッパーが良かった
美術館でデートがしたい
「びじゅつかんに、いきたい。」
天使のような娘にせがまれたので、尻尾ふってお連れしました。
お連れした先は、名古屋ボストン美術館。
「びじゅつかんって、かっこいいし、カワイイんだぞ!」と最近、吹き込みまくってたのが功を奏しました(策士)
個人的に美術館が好きというサブカルこじらせた感じでして、将来娘と一緒に行けたらいいなと言う完全な下心であります。この感情、親として責められますか?
下心もつとたいていうまくいきません。
芸術作品をみて、「かっこいいかなー?かわいいかなー?」と頻繁に怪しんで言っていました。
コレクターにスポットがあたった展示会
展の内容は、ボストン美術館に寄贈したコレクションの蒐集(しゅうしゅう)家にスポットがあたっていました。
コレクターで分けたのは面白いな、と思いました。その人がどういうものが好きか、なぜ好きか、という観点で見られるので「自分はこう思う!」みたいな感想はあえて持たずに鑑賞してみました。
大きく分けて7つ。
- 古代エジプト美術
- 中国美術
- 日本美術
- フランス絵画
- アメリカ絵画
- 版画・写真
有名な作品も、あまり有名ではない作品も(僕が知らないだけ)ありましたけど、一番好きだったのはエドワード・ホッパーの『白と黒との重厚なる対話』という作品。
これに惚れちゃいました。
詳しいことはよくわからないんだけど、黒とその余白の白で表現してやるぜっていう気概に目が奪われました。ホッパーのこの絵は展示会の最後の方にあった作品なので、この頃には娘も「よくわからないところに来てしまった」感がすごかったけど、パパはこれ見てました。好き。これ好き。
名古屋ボストン美術館は2018年度末でなくなることが決まっています。
4才児と1才児を同時に連れて行くところではない、というのがよく分かりました(笑)
しかしながら、ホッパーの良さは色あせません。とても良いです。
ホッパーあまり資料もないので今度、じっくり調べてみようと思います。
公式ホームページにチケットの割引がある
大人ひとりあたり1,300円なんですが、なんと公式ホームページに割引があります。
これ使うと1,200円になります。
是非。